ステンドグラスを透過した鮮やかな光で満たされた万華鏡のような空間。
イランのシラーズという街にあるマスジェデ・ナスィーロル・モルクというモスクは別名「ピンクモスク」として知られています。一見普通の外観のモスクに見えますが、その名前の由来はモスクの中に入るとわかります。
モスクの内部にはピンク色のタイルとステンドグラスが多用されており、ステンドグラスを通して差し込む光が絨毯の上に絶妙な色合いの模様を作り出しています。
冬場のごく限られた時間、早朝の低い位置にある太陽の光が差し込み、この万華鏡のような神秘的な光景を生み出します。
元々はイスラム教の敬虔な祈りの場であったはずですが、現在は一般に公開されていて自由に撮影ができます。
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